Jun & Yagi - Acoustic Demo CD |
そういや、屋宜昌登(愛称 ヤギーペイジ)のアコースティック、エレクトリックギターとも、その流麗な指捌きが醸し出す繊細なプレイは、幾度となくライヴで拝んできた。その一方で、数十回はライヴを観てきた橋本じゅんだが、アコースティックを弾いてる姿は記憶になかっただけにあまり想像がつかず、このツインギターが醸し出すサウンドを心待ちにしてCDプレイヤーを再生してみると・・・
トラディショナルでメロディアスな楽曲を、タイプの全く異なる2人が掻き鳴らす姿は心地いい(全曲ともインスト)。すっかり気に入って、休日に流しっぱなしでのんびりしてみたりするのに合ってる気がします。ホームデモと言うだけあって、ステレオマイクの一発録りで明確な定位が存在しないものの、大きく分けて左チャンネルがヤギーペイジ、右チャンネルが橋本じゅん。
パートはそれぞれ、フレージングの違いで分けている様子。橋本じゅんは、随所で派手に掻き鳴らすコードストロークやカッティング、アタックの強いリードパートが個性的で、楽曲に大きな抑揚をつけているし、細かいアルペジオや素早いパッセージなどはヤギーペイジかと。個人的には、大好きだった13 Oz.以来初めて聴く音源だったので多彩なプレイを堪能。また、早くライヴで拝んでみたいものです。
因みに本作。ライヴ会場限定販売となる手書きナンバリング入りCDを20枚だけ持参してきたとのこと(むじーく店長のは12番でした)。売り切れる前に間に合いました、ふ〜。ツアー後にはCDは完売とのことで、ウチの店に卸して欲しいと言い出す前に、在庫ないからとやんわり断られてしまいました。じゅんさん、屋宜さん、次作はぜひよろしくお願いしますね!
最後に。当ストアでは両名がそれぞれ参加している作品を取り扱っています。むじーく店長が贔屓しているドラマー 湊雅史ともしょっちゅう活動を共にしているだけに、興味が湧く方も多いのではないでしょうか?ぜひ一度チェックしてみて下さい。